ご覧くださりありがとうございます。
タイトルにもありますように熟年を通り越した夫婦が「ひとり貿易塾」で学び、進んでいく過程を書いています。
一般社団法人 まじめに輸入ビジネスを研究する会(ユビケン)が運営している「ひとり貿易塾」に入塾し、クラウドファンディング、東京インターナショナルギフトショー、一般販売を目指すべく、頑張っています。
これまでの記事はこちら
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語〜その1
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語〜その 2
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語〜その 3
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語〜その 4
補助金申請という新たな課題
サラリーマンにはあまり縁のない補助金や助成金ですが、個人事業主であるからには補助金や助成金をうまく活用していきましょうと貿易塾で教えていただきました。
どんな補助金・助成金があって、どんなことに使えるのか?申請はどうするのか?
そもそも個人事業主の私たちが使える(申請できる)補助金や助成金はあるのか?
これまで補助金や助成金には縁のなかった私たち(多分貿易塾の生徒さん多数)にはとても難しい話です。
そこで、ひとり貿易塾では親切・丁寧、手取り足取りと言っていいくらいのオンラインセミナーを開催してくれました。
素人の個人事業主に補助金申請ができるのか?
セミナーは小規模事業者持続化補助金(しょうきぼじぎょうしゃじぞくかほじょきん)のワークショップです。
舌を噛みそうな長い名称ですが、展示会に出展しようとする私たちが申請できる補助金です。
小規模事業者持続化補助金は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、
商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金
小規模事業者等の地道な販路開拓等の取り組みや、業務効率化の取り組みを支援するため、
それに要する経費の一部を補助いたします。
この補助金の中で更に通常枠・賃金引き上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠と分かれています。
小規模事業者持続化補助金のページをちょっと覗いていただけるとわかるのですが、
素人が見ただけではちんぷんかんぷんな文言がズラズラ・・・
セミナーの開催だけでなく、その後のフォロー・サポートをしっかりしてくれる貿易塾には感謝です。
小規模事業者持続化補助金をもらうには何を書けばいいの?
補助金申請は書類を書いて、ハイ、お願いします!というわけにはいかず、色々と準備が必要です。
どんな商品を
どんなことにお金を使って
どういう風に販路開拓して
売り上げはどんな感じで伸びる予定です
みたいなことをひとつひとつ記入していく必要があります。
出展したい商品の説明や、特徴。
市場はどうなのか、ターゲットは?などなど。
とにかく初心者には果てしない労力が必要。
そして、この補助金申請をするに当たり、商工会議所の担当の方を味方につけることが何より大事!と痛感したのです。
その話はまた後で書くことにします。
補助金申請から入金されるまでの道のりとは
大まかな流れを書き出してみました。
step1の認定証は創業枠で申請するときに絶対必要なものです。
事業所の管轄の商工会議所などで開催されるセミナーを受講しないといただけません。
しかも、いつも開催というわけではなく私たちの地域では年に1回だけ。
創業枠で補助金申請を考えている方は、セミナーの開催時期をチェックしておくことをお勧めします。
私たちは5回のセミナーを受講後認定証が発行されました
物販初心者にはこれからの売上がどう伸びるか、いくらくらいか?と
言われても??
数字を出すところで苦労しました。
申請書を書いた後、商工会議所に提出して認められれば交付していただけます。
これがないと申請できません。
採択されるのは50%~60%くらいの確率。
ドキドキの発表待ちです。
ギフトショー出展。
出展にかかる旅費や販促費、広告宣伝費、出展費用など、申請した金額を調整しながら準備します。
交付決定後に発注しないと補助金が認められないことが多々あります。
請求書や領収書などを確認しながらどこにどれだけお金を使ったのか
報告しなければなりません。
ここでは色々ミスが発覚して・・(泣)
不備があると、再三指摘され訂正を余儀なくされます。
が、これをしないとお金を出してくれません。
逆に言えば、言われたことを確認して再提出すれば認めてくれるので
有難いことです。
補助事業終了してから1年間の事業効果を報告しなければなりません。
これはまだ期日が来ていないのでこれからの取り組みになります。
初めて商工会議所へ行ってみたらどん底に落ちた
ひとり貿易塾のセミナーを受講後、忘れないうちに申請書を書き、完全ではないもののこれからの相談をしようと商工会議所に予約を入れました。
認定証をもらえる創業塾は9月~10月開催。
申請しようとする補助金の締め切りは9月20日で間に合わないので、認定証が必要のない通常枠に挑戦するつもりでした。
上記の道のりで言うと、STEP2からになります。
【私たちの予定】
申請締め切り:2022.9.20
合否結果:2022.11月
補助事業実施期限:採択日から2023年5月31日まで
(2023年2月の東京ギフトショーに出展)
〜実績報告書提出〜補助金交付
まだまだ完全には程遠い申請書をドキドキしながら担当の方に見ていただいたところ、パラパラと見ただけで終わり。
私たちが事業を始めたばかりで実績も何もないということに加え、その時輸入販売の計画をしていた商品が担当者には今ひとつだったのか申請書のアドバイスはほとんどしていただけませんでした。
申請書の話はほとんどなく、夫の仕事や私たちの趣味(キャンプ)の話を聞くと全く別の仕事をしてはどうか?と切り出す始末。
結局最後まで申請書に関するアドバイスは無しでした。
夫婦で心はどん底。
もう補助金申請は絶望的。
出展を考えている東京ギフトショーでの補助金申請は、その時点では無理ということだけがはっきりしました。
こんな思いはしたくない人や時間がない人はプロに相談するという手も。
ここにかける時間を他のことに回せますね。
創業塾を受講できない??
今回の補助金申請は無理でも、将来に向けて認定証は取っておきたいところ。
早速創業塾に申し込みをしました。が、すでに定員いっぱい。
年に1回しか開催されない為、これを逃すと翌年まで持ち越しになり創業枠での補助金申請がまた先延ばしにされてしまいます。
そうは言っても追加で受け入れなどはなく、仕方ないのでキャンセル待ちという形になりました。
粘り勝ち
創業塾開催の日が近づいてもキャンセルが入ったと連絡はなく、とうとう当日になってしまいました。
しかし、諦めきれないので夫は無理を承知で会場の商工会議所へ。
創業塾が開講するも、キャンセル者は出ませんでした。
諦めモードの中、買い物に出かけていると一本の電話。
どうやら開講してからキャンセルが出たというのです。
しかも、キャンセル待ち1番目の方が電話に出られなかったのとのこと(夫は2番目だったらしい)。
買い物途中でしたが、家へ引き返し途中から出席できることになりました!
なんとラッキーな!
こうしてなんとか認定証を手にすることができ、創業枠申請の条件をひとつクリアできたのです。
次回に続く。
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