60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語~補助金編 vol.2

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ご覧くださりありがとうございます。
タイトルにもありますように熟年を通り越した夫婦が「ひとり貿易塾」で学び、進んでいく過程を書いています。
一般社団法人 まじめに輸入ビジネスを研究する会(ユビケン)が運営している「ひとり貿易塾」に入塾し、クラウドファンディング、東京インターナショナルギフトショー、一般販売を目指すべく、頑張っています。

これまでの記事はこちら
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語1~4・補助金編1

必要なところからどうぞ♪

商工会議所の創業塾に参加

前記事の補助金編VOL.1の最後に書いていますが、ギリギリで受講できることになりました。
毎週土曜日に5回開催され、受講すると「特定創業支援事業による支援を受けた者」として認定され、証明書を発行していただけるのです。
この証明書がないと創業枠での補助金申請はできません。

創業塾の内容とは

【受講対象者】
・創業に興味のある方
・創業準備中の方
・創業して間もない方 

【内容】
・創業を成功させる心構え
・マーケティングと営業手法
・販売促進手法
・税務会計の知識
・事業計画策定

これらの内容を5日間で学んでいきます。
夫がかろうじて分かりそうなのは税務会計あたりでしょうか。
他の内容は0から勉強です。

受講したのは2022年(令和4年)9月でした。

小規模事業者持続化補助金の申請書を書く

2023年2月の東京ギフトショーへの出展を補助事業とする初めての申請書はあえなく却下されましたが(vol.1)、創業塾の受講を終了し、認定証も交付されたので創業枠での申請に取り組みました。

【スケジュール】
2023年2月:小規模事業者持続化補助金 創業枠申請
2023年4月:合否決定
2023年9月:東京ギフトショー出展(補助事業実施)
2023年10月〜:実績報告、検収、補助金支払い

東京ギフトショーではバックパックを展示。

補助金の申請書には何を書く?

申請書は様式1から6まであり、経営計画書や補助事業計画書を細かく記入していかなければなりません。

書式に従って書いていくのですが、どんな商品・サービスをどんな形で販路開拓していくのかということを
最大8枚に渡って書いていきます。

最大8枚だから3、4枚でいいだろうということではなく8枚ビッチリ書く必要があります(と、教わりました)。

セミナーの動画を何回も見ながら記入。
図解や写真を挿入し、説得力のある文章を書くのに苦労しました。

1番困ったのは、どのくらいの割合で売り上げが増加していくのか、と具体的に数字を書かなければならない事。
これまで物販の経験がない私たち、売り上げがどういうふうに伸びていけば理想なのかわからないまま、だいたいこんな感じかな〜といった具合です。

経費明細表を記入する

売上の他に、補助事業を行うに当たって経費の算出も必要になります。
補助金を出していただくのですから当然ですよね。

私たちの場合は
・展示会の出展費用
・旅費交通費
・広報費
・ウェブサイト関連費
など、必要になるであろう費用を記入します。

新幹線の料金やホテル代、チラシ作成代やその枚数など細かく書く必要があります。

商工会議所の担当者に相談

VOL.1で商工会議所に相談に行ったらどん底に落ちたと書きました。
今回は少し違います。

夫が創業塾を受講する熱意を認めてくれたのか、前回冷たかった(笑)担当者さんから申請書を見てあげるから持っておいでと連絡をいただきました。

その要因として、創業塾を補欠で繰り上げ受講したことが印象付けになったこと、5回のセミナーで話をする機会が増えたことが考えられます。

申請書を見て、担当者の方に「よく頑張って書いたね」と褒められたそうです。
貿易塾のセミナーやフォローがなければ難しかったと思います。

修正箇所などを指摘してもらい、持ち帰って修正。
最初冷たく感じた担当者さんには申請書を提出する間際まで相談にのっていただきました。

そして、めでたく小規模事業者持続化補助金の創業枠で採択決定。
発表の日も1番に確認してくれたのは担当者さんでした。
発表を見てすぐさま夫に電話があったそうです。

補助事業実施

採択されてしばらくすると、交付決定通知書が届きます。
補助を受けようとする経費は、この通知書に書いてある交付決定日以降に発注し、期限までに支払いを終了しておかないといけません。

②補助対象経費は「交付決定日以降から事業実施期限までに支払ったもの」が対象
○ 交付決定日(交付決定通知書でご確認ください)以降に実施(発注)した事業が対象になります。
○ 事業実施期限までに支払いが完了しなかったものは補助対象外となります。
【 事業実施期限 】 交付決定日から 2023年 9 月 30 日(土)まで(第 11 回受付締切採択者)

小規模事業者持続化補助金

2023年2月の東京ギフトショーでは補助金なしで出展し、トラベルピローを展示しましたが、9月のギフトショーでは補助事業として出展することができました。

東京ギフトショーで展示しているバックパック

出展した2月の東京ギフトショーの記事はこちらから
60代夫と50代妻の「ひとり(ふたり)貿易家」チャレンジ物語〜その4

補助事業実施でミス!

経費は補助事業の実施期限までに支払いを終えておかなかればならない、とちゃんとわかっていました。
しかし、チラシを発注するときに振り込みで支払いすればいいと思い込み、依頼先に振り込み入金できるかどうかの確認を怠ってしまいました。

発注してしまった後に、クレジット払いしかできないことを知り、しかも引き落としは期限に間に合わない事態に。
結局、経費として計上することはできませんでした。

実績報告書作成は大変な作業

ギフトショーは9月6日から8日の開催。
準備にかかった費用や旅費、交通費などの整理をしないといけません。

その都度整理しておけば良いのですが、特にネットで依頼したものは見積書や発注書や領収書などが言わばパソコンの中で散らばった状態。

各サイトに行ってダウンロードしたり、フォルダにまとめたりの作業が地味に大変でした。
それでも経費を使ったという証憑(しょうひょう)があればまだいいのですが。

証憑(しょうひょう)
取引の内容を示す証拠資料のこと
(領収書・請求書・納品書・注文書・見積書など)

注意したいのは、請求書や領収書などをこちらから依頼しないと発行してもらえない場合や、ちょっとした買い物のレシート(補助事業に使う備品など)をついうっかり捨ててしまうこと。

これはわが家の場合ですが、レシート紛失や請求書や領収書の発行ができなかったことがありました。
補助事業の準備で頭がいっぱいで、報告書に必要な書類の整理などに頭が回らなかったのが反省点です。

補助金額の確定まで

色々不備はあったものの、なんとか報告書を作成し提出。
私たちよりも前に補助金申請をした貿易塾の仲間に話と聞くと、不備があると差し戻しされ、再提出が必要とのこと。

しばらくして、わが家にも差し戻しの連絡がありました。
金額の訂正や、添付書類の不備などが主な原因で、2、3回戻された記憶があります。

しかし、言われたことをきちんと対応して訂正し、再提出すればいつかは終わりが来ます。
やっと補助金の確定連絡をいただくことができました。

準備ミスが重なって申告していた金額からはかなり減りましたが、それでも補助金を受け取れるのは苦労した甲斐があります。

まだ、これから先に事業効果の報告も控えていますが今のところはここまで。
最後までお読み下さりありがとうございました。

\もっと時間を有効に使いたい方へ/

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この記事を運営している人

大阪在住・九州出身

2016年に保護犬の里親となり、一緒にキャンプを楽しんでいます。
ペット同伴可のキャンプ場情報やキャンプ道具、日々の生活のことを書いています。
2022年より夫婦でひとり(ふたり)貿易家にチャレンジ中!
その過程も綴っていきます。

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