長野県伊那市伊那にある小黒川渓谷キャンプ場です。
柵で囲った広いペットサイトがあると知って利用してみました。
大阪にはこんな広い柵付きペットサイトってなかなかないから嬉しいね。
行ってみると本当に広いペットサイト。わが家の小型犬のみならず大型犬も十分遊べる広さがありました。
小黒川渓谷キャンプ場の場所
長野県伊那市伊那7119-67
中央自動車道 伊那インターから約20分
中央自動車道 小黒川SAスマートインターから約8分
中央自動車道 駒ヶ根インターから約30分
小黒川スマートインターが一番便利ですが、ここで下りるとキャンプ場まではコンビニと産直市場しかお店がありません。
買い物をして向かいたい時は伊那インターか駒ヶ根インターで下りる方がいいと思います。
場内の案内図
かなり広い敷地にテントサイトやバンガローがあります。
わが家が利用したペットサイト(P1~P4)は図でいうと、一番右端。
ペットサイトを含むオートサイトB-森-は独立しているので、管理棟や他のサイトへ行くときは一旦道路へ出る必要があります。(マレットゴルフコースは突っ切ることはできません)
全部は回りきれなかったのですが、できる範囲で写真を撮ってきたのでご紹介します。
オートサイトB-森のサイト、ペットサイト
管理棟から道路へ一旦でて左手へ向かいます。するとこんな案内板が出てきます。
この入口を通り過ぎ、森のテントサイトへはもう少し行かないといけません。
マレットゴルフコースを通り過ぎたら森のテントサイト(オートサイトB-森-・ペットサイト)の入口が見えてきます。
場内はこじんまりした感じでサイトに入り、右手の坂を登っていくとペットサイトが4サイトあります。
通路の両側にテントサイトが並んでいます。ここは電源はありません。
全ての施設は入口近くにあります。
蛇口は4つ。利用したのが11月半ば。
水がすごく冷たく、お湯は出ないので洗い物は沸かしたお湯を持っていきました。
水が出しっぱなしなのは凍結防止です。
本当に水が冷たかった!
ゴム手袋かお湯を持っていくと汚れも落ちやすいし、温かいよね。
ゴミ置き場です。ほとんどのゴミは捨てることができます。
生ゴミや紙ゴミ、プラスチックなどは分別です。(袋から出して中身だけ捨てます)
受付時に受け取る案内書に載っているQRコードを読み取って、詳しい説明を読むシステムでした。
口頭でも説明はしてくれますが、分別の種類が多いので覚えられない💦
面倒な方はあらかじめホームページで確認しておくか、プリントアウトして持っていくほうがわかりやすいと思います。
受付で説明はあるけれど、一回では覚えきれないね。
これはトイレ。
一番左が女性専用。真ん中は兼用。一番右は男性専用です。
便座は洋式でした。が、簡易水洗のトイレで便座は冷たかった💦
設備の観点で難しいのかもしれませんが、和式があったら嬉しいかも。特に寒い時期は。
入口から見て左手のサイト。H〜Jサイト
右手サイト。A〜Gサイトと柵が見えるところがペットサイト(1〜4)
サイトが埋まっていくと上段のP1、P2サイトは車の方向転換がしにくかった。P3、P4サイトの方が車は操作しやすいかもね。
ペットサイトですが、車は柵の外に駐車します。
鍵付きの扉が付いていて、柵の隙間も狭いので小さいわんこが隙間から脱走する心配もなさそうです。
今回張ったコディアックキャンバス4人用のサイズは270×240、タープは400×500
タープ下にテントをすっぽり入れたのでスペースがかなり余りました。
お世話になったのはP-2サイト
他のサイトはわからないのですが、ペグがなかなか刺さらず困りました。地中に石があるようで何回か打ち直したりする必要がありました。
たくさんペグを打たないといけないテントは大変かも💦
今回持っていったコディアックキャンバスはまだペグの本数が少なかったのでよかったです。
タープは頑張って張りました。
ここは頑丈なペグを持参した方が良いと思います。
受付に薪は売ってますが、1束 800円でした。
小黒川スマートICの近くにあるグリーンファームで薪が買えるよ。
野菜の販売や動物ふれあいコーナーもあって、子どもは喜びそう。
オートサイトA、B-星空サイト、テントサイト
少し下ってきてオートサイトAタイプにやってきました。電源有りのエリアです。
ここからまたさらに坂を下りていくとサイトがあります。
ペットは侵入禁止です。基本、森のサイトと道路と管理棟前の広場のみ同伴可になっています。
下りてくるとシャワー・トイレ・ランドリー棟が見えてきます。
シャワーの利用は10月までらしく、使用禁止になっていました。
ここのトイレは綺麗で温かいので羨ましかったです(笑)ただ、男女共同でこの一つのみ。
扉を開けたところで個室が区切られているので使いづらいところはありますね。
道路のすぐ下にトイレがあるのでそこを使うこともできます。ちょっと坂は上がってこないといけませんが。ここは残念ながら冷たい便座でした。
こちらは森のサイトに比べると開けた感じです。カマドは各サイトにありました。
川のそばにRIVERサイトがあり、大きなモノポールテント(ogawaのグロッケ24)とタープを使えるサイトになっていて、設営・撤収なしの楽ちんサイトになっています。
炊事棟は同じ作り。ゴミ捨て場と炊事棟はエリアの下部にまとまっています。
炊事場の前方に小黒発電所の建物があります。朝に通った時ずっと機械音がしていました。
炊事場に近いサイトは気になるかもしれません。
炊事棟から道路脇にあるトイレに行く小道がありました。
このキャンプ場はマップを見ただけでは敷地内を歩いて回れそうなイメージですが、実際は各エリアごとにまとまっていて、一旦道路に出ないと移動できないような作りになっています。
さらに坂を下っていくとテントサイトが見えてきます。
車横付けはできないサイトです。
テントサイトの下部にオートサイトB-星空-が5サイトあります。
星空サイトというだけあって木々で遮られることなく星空が眺められるのでしょうか。
森のサイトに比べると明るくて、ペット連れでなかったらこちらもいいなと思いました。
場内に小川が流れていて夏場は水遊びができそうです。
トイレは管理棟横を利用します。
バンガローもあります。こういう施設を利用するのもいいですね。
キャンプサイト以外の施設
釣り堀がありました。
日帰り利用もできますし、キャンプ中に楽しむこともできます。
釣った魚を調理する流し台や焼いて食べられるスペースも完備!
ここで下処理をして自分のサイトで焼いて食べるっていうのもできますね。
釣り堀とは別にサイト内を流れる川で魚のつかみ取りもできますよ。
子どもたちは喜びそうです。
管理棟の道を挟んだ向かい側に「延命水 行者の泉」が流れています。
水質検査はしてありますが、念の為加熱した方が安心ですね!
小黒川渓谷キャンプ場の天気
予約のことを考えると、少しでも長い天気予報が知りたいですよね。
アウトドア天気.jp ではキャンプ場の14日間の予報を知ることができるので便利です。
小黒川渓谷キャンプ場の天気もわかりますよ!
小黒川渓谷キャンプ場周辺の食事処
キャンプ場は少し山の中に入ったところにあるので、飲食店はほとんどありません。
唯一あったのは「行者そば 梅庵」さん。
初日、チェックインする前の14時ころに来ましたが、売り切れだったので、翌日リベンジしました。
用心して開店の11時を目指しました。
駐車場にはすでに開店待ちの車もちらほら。
なんとか無事に入店できました。
せっかくなので、行者そばを注文。
おろし蕎麦として食べた後、付いてきた味噌をつゆに加えて味変します。
最後は蕎麦湯をいただき最後まで美味しくいただきました。
お座敷の他に椅子席も用意されており、希望を聞いてくれますよ。
庭を眺めながら良い時間を過ごせます。
小黒川渓谷キャンプ場周辺のお風呂情報
キャンプ場のすぐ近くにはお風呂はありません。
20分〜30分くらい離れていますが、いくつかあるので紹介します。
施設名(キャンプ場から車で行った場合の時間) | 場所(map) | 料金 |
---|---|---|
みはらしの湯(20分) | map | 中学生以上 500円 小学生 300円 小学生未満 無料 |
大芝の湯(20分) | map | 中学生以上 500円 小学生 300円 小学生未満 無料 |
こぶしの湯(30分) | map | 中学生以上 750円 小学生 500円 キャンプ場のレシート持参で1人300円 |
早太郎温泉こまくさの湯(25分) | map | 中学生以上 700円 小学生 300円 小学生未満 無料 |
私たちはお土産などを買いたかったので、ドライブがてら(安さに惹かれて)こぶしの湯へ行きました。
小黒川渓谷キャンプ場の気温
わが家が利用したのは11月12〜14日。
18時の外気温は約4度。その時の最低気温は2度くらいまで下がったと思います。
ペットサイトのあるオートサイトB-森は電源がないので、防寒はしっかりしたいところ。
持参したのはイワタニの風暖。
カセットガス1本で使えるファンヒーターです。
操作も簡単でダイヤルを回すだけで、すぐ温風が出る優れものです。
使いたい時にすぐ暖まるのでおすすめですよ!
おまけにストーブに比べると安全です。
こちらの記事で詳しく説明しています。⬇️
【まとめ】小黒川渓谷キャンプ場の施設・温泉の紹介
ペット連れはオートサイトB以外は入場禁止なので、行動に制限がかかります。
しかし、ペットサイトが柵付きで広いのでノーリードにすることができ、十分遊ぶことができました。
高規格のキャンプ場ではないですが、自然の中でゆったり過ごすことができるのが良いところだと思います。
キャンプ場へ行く前に買い物などきちんと済ませていくのがおすすめです。
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